新たな「習慣」をつけるには?
- 更新日:
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2023.10.9
お知らせ
西尾校の井口です。私がこの記事を書いているのは10/9(月)スポーツの日です。私自身、実はまだこの名称に慣れておらず、未だに「体育の日」という名称の方がしっくりきます。
それには、この祝日の歴史が関係しています。元々は、1964年の第1回東京オリンピックの開会式が行われた10/10を「体育の日」として国民の祝日と定めたものです。その後、2000年に、現在の「10月第2週の月曜日」と改められ、更に2020年に「スポーツの日」という名称に改められました。
この記事を書くにあたって改めて調べてみたのですが、もう20年以上も前のことなのですね。てっきり「最近のことだからまだ慣れ親しんでいない」と思っていたのですが、そんなことはなかったようです。
ではなぜ、未だに「体育の日」の方がしっくり来てしまうのでしょうか。これは、おそらく「慣れ」の問題だ思います。祝日が自分の生活に大きく関係する学生時代に「体育の日」で慣れてしまい、その後「スポーツの日」という名称を使う機会があまりなかったために、いつまでもアップデートされず、依然の記憶が残ってしまっているのだと思います。
このように、「慣れ」や「習慣」というのはなかなか抜けません。勉強に関しても同様です。よく「家庭学習をする習慣をつけよう」という話が出ますが、実は「家庭学習をしない習慣」が既についてしまっているのです。この習慣を変えようというのですがから、決して簡単なことではありません。
では、どのようにしたらよいのでしょうか。それは「低いハードルを設け、確実に実施していくことで新たな習慣化する」ということです。いきなり「毎日3時間勉強しよう!!」と思っても、これまでやれていなかった場合は長続きしません。またはやれる日があったりやれない日があったりの繰り返しになってしまうと思います。これでは「習慣化」にはなりません。
それよりは「1日5分」「1日10問」などの簡単な内容でよいので、その代わり毎日続ける(これが一番難しいのですが・・・)ことです!
勉強に限らず、全てのことがらに共通する内容となりますので、ぜひ、今よりも「よい習慣」が見に着くよう、まずはできる範囲から始めてみましょう!