どちらの夏休みを過ごしますか?
- 更新日:
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2024.7.8
お知らせ
こんにちは、クラ・ゼミの井口です。
7月に入り、突然暑い日が続いております。熱中症その体調には充分にお気を付けください。
さて、今月の後半からは夏休みを迎えます。学生の皆様にとって、夏休みとは一体どのような時期なのでしょうか。社会人になるとほとんど見ることのできない、約40日間という長いお休みのため、下記のような二面性を持っています。(今回は文面が長いため字を小さくしています)
「ピンチ!」の夏休み
40日間も授業が進まないということは、普通に過ごしていると英語や数学・算数などの学習内容に触れる機会がなくなるということです。もちろん、夏休みの宿題がありますが、人によってはほとんど触れることなく、最後の2~3日で慌てて・・・という方もいるのではないでしょうか。
このような過ごし方をすると、どのような結果になるのでしょうか。
もちろん、1学期までに理解していない内容、苦手だった内容が自然に克服できることはなく、わからないままとなります。しかし、真に恐ろしい点は他にあります。
人間の記憶というものは、反復して使用することによって定着していきます。そこで、40日に渡って使用しないと、
「1学期にできていた・覚えていたはずの内容も忘れてしまう」
ということが起きます。しかも、自分でも気づかないうちに・・・です。
そのため、2学期が始まり、いざ学校の授業を受けてみて、「え?全然わからない」となってしまうのです。
現時点では信じられないかもしれませんが、例えば、中学1年生の「正負の数の計算(+−×÷)」や中学2年生の「連立方程式」など、6月のテストのときに沢山練習したので、今は「当たり前にできる」と思っていたことが知らず知らずの間にできなくなっているのです。
そして、2学期の数学では「正負の数の計算(+−×÷)」や中学2年生の「連立方程式」を使って答えを求めていきます。つまり、1学期の内容を忘れてしまうと、いくら「2学期から頑張ろう!」と思っていてもスタートからつまずいてしまう可能性があります。
「チャンス!」の夏休み
40日間も授業が進まないということは、「1学期までに習った内容の復習」に全力を注げるということです。
普段であれば、「復習したい」「苦手な部分を特訓したい」と思っても、日々の授業で次から次へと新しい内容が入ってくるため『新しい内容+復習・弱点克服』と、単純に二倍の勉強量が必要になります。
ここに、日々の学校生活や宿題、部活動などがあり、なかなかそこまでの時間を取ることが難しいというのが現実ではないでしょうか。
しかし、夏休みはその「復習・弱点克服」だけに専念できます。ちょうど学校から出される夏休みの宿題も1学期までの復習内容となっているはずです。こちらを上手く利用することもできます。
また、得意な科目については、同じく他に沢山やることがある普段ではできないような、応用問題や発展問題に特化して取り組むことができ、更なる高得点を目指すことができます。
「学校の授業が進まない時期だからこそできる特別なこと」を進める大チャンスなのです!
さて、皆様は「ピンチ」と「チャンス」、どちらの夏休みを過ごしますか?願わくば「チャンス」の夏休みにしてほしいと思います。
クラ・ゼミでは、この「チャンス」を活かしていただくために「夏期講習」を実施いたします。
中学3年生は入試に向けて今のうちに「中学1・2年生内容の基礎・基本の徹底」を、
中学1・2年生は「1学期までの重要単元の復習と弱点克服+応用・発展問題」を
行っていきます。
小学生の皆様は学力診断テストを実施し、個々の状況に合わせた学習内容を決定します。
ぜひ、一緒にこの夏のチャンスをつかみましょう!!
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