通知表を知っておこう!

更新日:

2025.4.27

お知らせ

いつもクラ・ゼミ長久手校のブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。4月も終わりが近くなりましたが、寒暖差の大きい日が続いています。服装選びもなかなか困る日々ですね・・・。


さて、新学年が始まり3週間が経とうとしています。皆さんもそろそろ新しい生活に慣れてきた頃かと思います。新しい勉強も、そろそろ何をする必要があるのかが見えてきた頃かと思います。皆さんが今から頑張っていく勉強の評価は、「テスト」と「通知表」でされます。なのでこのタイミングで一度、「通知表」って何だろう?って考えてみましょう。

中学生の場合、通知表は各教科で1~5の5段階で評価されます。この通知表の評価を内申点とも言いますが、愛知県の場合は特に公立高校の入試でこの「内申点」が非常に大きな意味を持ちます。それは、この内申点と入試当日の点数を合算して受験生の「得点」とし、この得点によって合否を決めていくからです(学校によりこの入試当日点と内申点の割合は異なります)。

つまりこの通知表の評価=内申点は、皆さんの高校選択にも大きく影響してくるのです。

それくらい重要な内申点ですが、どのような仕組みで付けられているのでしょう?

内申点は教科ごとに3つの観点から行われます。この観点は、2021年度の学習指導要領改訂により従来の「関心・意欲・態度判断・表現」「技能」「知識・理解」の4つ(国語のみ5つ)から、
「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」
の3つへと変更になりました(表記の順番が変わっている点にも注目!)。

1.知識・技能
主な評価対象は定期テストや小テストなどの点数です。
ここで注意すべきは、定期テストのみではなく、普段の小テストなども評価の対象となるという点です。
「定期テスト前だけしっかり勉強する」ではなく、普段からコツコツと進め、わからないところは後回しにせずすぐに解決するよう心がけましょう。

2.思考・判断・表現
主な評価対象は定期テストの他、レポートの内容や話し合いの取り組み方、発表などの表現活動です。
レポートや感想などしっかり自分の意見を述べること、ディスカッションでは積極的に発言することなどを心がけましょう。

3.主体的に学習に取り組む態度
「自分で試行錯誤しながら学ぼうとする姿勢があるか」という観点で、大きく変化した内容です。
従来と同じように授業中の行動や発言、提出物などが評価対象となる一方、人に教えたり自分で調べたりする力も見られることがあります。
まずは提出物の期限を守って出すことや、丁寧に書くこと、わからない部分を積極的に質問することなどを心がけましょう。そしてもちろん、授業中の私語や居眠り、忘れ物などは評価を落とす原因となります。

以上3つの観点別にそれぞれA、B、Cの評価をつけ、それらを総合的に見て最終的な1~5の内申点が付けられます(より細かな基準がありますが、今回は割愛します)。

さてこの内申点は、一気に上げることはそう簡単ではありません。なので中学3年生の一学期までに志望校の目安となる内申点まで到達するように目標を設定し、今回の通知表を基に

「内申点を最終的にいくつまであげたいのか」
→そのために「次の学期でいくつ内申点をあげたいのか」
→そのために「どの教科での内申アップを目指すのか」
→そのためには「どの観点を今よりよくする必要があるか」
→そのためには「どのような行動が必要となるのか」

をぜひ考えてみましょう。自分だけでなく家族や先生とも相談するのもいいかも知れません。
大切なのは「目標を決めて日々の勉強に取り組む」です。ゴールの見えない挑戦はなかなか大変なもの。目標を決めてそのための毎日の行動を考えていきましょう!

もちろん、クラ・ゼミでは内申点や高校選択の相談も受け付けています!ご心配なことなど、ぜひお気軽にお尋ねください!

お電話でのお問い合わせ・お申し込み tel icon 0120-49-7676

資料請求

       
  • WEBお問い合わせ