クラ・ゼミ流テスト対策②
- 更新日:
-
2025.6.2
お知らせ
西尾校の井口です。
今回は、今まさに実施しているクラ・ゼミのテスト対策について、前回の『目標設定』の続きをお伝えします。
クラ・ゼミのテスト対策授業は、通常テキストとは異なる
「テスト対策問題集」
という、テスト対策専用の問題集を用いて行います。
とはいっても、ただ単にその問題集を前から順番に解くだけではありません。
以下のような進め方で、「点数アップ」のための勉強をしています。
①大問ごとに答え合わせ
→通常時は、多くのお子様が1~2ページごとに答え合わせを行っています。
しかし、テスト対策のときはより細かく答え合わせを行い、次の②のステップへ進むことによって確実に解ける問題を増やす仕組みとなっています。
もちろん、「答えを赤で写す」ことは厳禁です。
(その理由も下記をご覧ください)
②間違えた問題の解き直し理解・暗記
→勉強において大切なことは「×を〇に変えることです」。
正解できる問題ばかりをいくら解いても、×の問題を放置していたら点数は上がりません。
そこで、×になった問題を
「解説を読む」「edu-plusで動画解説を見る」「その場で質問する」
など、あらゆる手段で理解していただきます。
また、よくありがちな「ここは覚えるだけだから・・・」といってそのままにしてしまいがちな英単語や漢字、理科社会の用語なども、このタイミングでしっかりと「暗記」してもらいます。
そうして「次に同じ問題を解いたら正解できる」状態をつくり、初めて次の問題へと進みます。
③間違えた問題は「空欄」にし、『後で』解き直し
→②のステップでは「解き直し」と、打消し線をつけました。
これも非常に大切で、間違えた問題の解き直しを行うことはもちろん必要なのですが、重要なのはそのタイミングです。
理解・暗記もせずに解き直しを行うのは意味がありませんが、理解・暗記してすぐに解き直しを行うのも効果がありません。すぐに解き直しても正解できてしまうのが当然で、
「テスト当日に解けるか=覚えていられるか」
が重要です。
そこで、時間がたっても解ける状態かどうかを確認するため、間違えた問題は一旦「空欄」にしておきます。そして、1週間後やテスト直前にもう一度解き直しを行い、しっかりと覚えているかどうかの確認を行います。
実は、②の「理解・暗記」はできていてもその場の理解・暗記で終わってしまい、そのまま放置してしまって忘れてしまう・・・という勉強になっているお子様が多く見られます。
そのため、この③のステップを重視しています。
④目標に合わせた問題設定
→多くのお子様がいれば、その分得意・不得意や、目標も異なります。
そこで、クラ・ゼミでは、各自の状況に合わせて取り組むべき問題を指定します。
テスト対策問題集の中で、一人ひとり
「まずはこの問題とこの問題とこの問題から始めよう!」
「このページは飛ばしてもOK!!」
「こっちの問題ができたら、これをやってみよう!!」
など、お子様の目標達成に必要な問題を選定し、取り組んでいただきます。
すでに解ける問題ばかりに時間をかけてしまったり、難しすぎる問題で時間がかかる・心が折れてしまわないよう、各自が目標達成のために適切な問題演習ができるサポートを、我々教員が行ってまいります。
以上、今回はテスト対策のうち、実際の「テスト対策授業」についてお伝えしました。
クラ・ゼミのテスト対策はまだまだあります。次回以降でお伝えしていきたいと考えています。
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