「忘れる」には法則がある。忘却曲線を知れば、勉強が変わる。
- 更新日:
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2026.4.2
お知らせ
忘却曲線を知れば、勉強が変わる。
一生懸命覚えたはずなのに、翌日にはもう忘れている……。そんな経験、ありませんか?実は、「忘れること」には科学的な法則があります。それが「忘却曲線」です。仕組みを知れば、効率よく記憶を定着させるコツがわかります。
19世紀のドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、自分自身を被験者にして「人間はどのくらいのスピードで物事を忘れるか」を実験しました。その結果を図に表したものが「忘却曲線(エビングハウスの忘却曲線)」です。
エビングハウスの実験によれば、学習直後から記憶はどんどん薄れていきます。その速さに驚く人も多いはずです。
「忘れっぽい自分がダメなのかな…」と落ち込む必要はありません。忘れることは人間の脳の正常な働きです。使わない情報をどんどん削除して、脳の容量を効率よく使うための仕組みなのです。大切なのは、「忘れる前提で復習する」こと。
記憶は「復習のタイミング」によって大きく変わります。以下の戦略を実践してみましょう。
学習した翌日・3日後・1週間後・1ヶ月後……と少しずつ間隔を広げながら復習します。これを「間隔反復」といい、科学的に最も効果的な記憶術とされています。単語帳アプリもこの仕組みを使っています。
ただ教科書を読み返すより、「答えを見ずに思い出してみる」ほうが記憶に残ります。これを「テスト効果」といいます。問題集を解くことは、内容を思い出す練習になっているのです。
学んだことを自分の言葉で誰かに説明してみましょう。「人に教えるつもりで勉強する」だけでも効果があります。家族に今日習ったことを話すだけで立派な復習になります。
忘れることは悪いことではありません。でも「復習しないと忘れる」のは事実です。
学習の翌日・1週間後・1ヶ月後に復習するだけで、記憶の定着率は劇的に上がります。
忘却曲線を味方につけて、賢く復習しましょう!