久々に拝見した「師匠」の授業~福田先生の国語を見学して

更新日:

2023.5.22

お知らせ

皆さん、こんにちは!名古屋本部校深谷です。
本日は私の国語の授業の「師匠」である福田先生の授業の様子と感想をお伝えいたします。

今年度私は名古屋本部校はじめその他の校舎の「英語」を担当しておりますが、昨年1年間は各校舎で「国語」を担当しておりました。
その際、私の指導教官として「国語」の授業のノウハウをお伝え下さったのが、数学科・国語科責任者の福田先生なのです。なので、いわば福田先生は私にとって「師匠」と申し上げても過言ではない存在なのです☆

福田先生は毎週㈭に名古屋本部校の中1生~中3生の国語を担当されています。
今回拝見したのは、中3生の国語の授業となります。

ちょうど拝見した単元は「活用のない付属語(助詞)」というゴリゴリの文法問題で、中学生の皆さんは皆さん苦手とする単元でした。
文法問題の単元って、しっかり理解した上で演習をする必要があります。
学校の授業で理解できていないまま、宿題プリントやワークを解いても、テストで形を変えて出題されたら手も足もでない…なんてこともよくある単元です。

この単元でよく出題されるのは「助詞の種類の判別」です。例文の傍線部の助詞が格助詞、終助詞、副助詞、接続助詞のどれにあたるかをは判断することが求められます。

福田先生

福田先生「では、これから例文を読むから、助詞の種類を答えて、その根拠も答えてくれ。」

生徒達「はいっ!」

福田先生「ではいくよ。『今日は寒いね』の『ね』は?分かった人、手を挙げて。」

生徒A「はい!」

福田先生「んじゃAくん、どうぞ」

生徒A「終助詞です!」

福田先生「んじゃその根拠は?」

生徒A「文の最後に置かれているからです!」

福田先生「正解!んじゃ次は…」

…てな感じで、テンポよく生徒とのやり取りの中で、助詞の理解だけではなく、テストでよく出題されるポイントの定着まで図っていらっしゃいました。
大切なのは、このポイント、上記授業で言う『根拠』を生徒に答えさせていることです。
昨今教育現場で言われている『アクティブラーニング』に必要なことはまさにこれで、「根拠を自らの言葉で説明」する、つまり「言語化してみる」ことこそ知識定着の上で最も効率の良い方法となります。

ただ、実際にやってみるとわかるのですが、授業の中で生徒の皆さんに「根拠を自らの言葉で説明」してもらうのは案外難しいです。生徒の皆さんにわかりやすくポイントをまとめる必要があり、且つ理解してもらう。さらには、生徒の皆さんが答えやすい雰囲気を作る必要もあるのです。

久しぶり拝見した『師匠』の授業、まさに圧巻でした。私も今後も精進して生徒の皆さんにいい授業を提供していきたい、と改めて感じさせられました。

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