中3生、入試に向けて
- 更新日:
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2024.1.18
お知らせ
中3生は、私立の推薦が終わり、次は私立の併願、公立の入試へと続いていきます。長い子で入試まであと1か月しかありません。
この時期に、本当に言えることは、
「余計なことをやっている時間はない。」ということです。
ここからは、いかに効率良く勉強していくかが合否を分けます。
入試が近づいていますので、勉強への集中力は格段に高まってきます。あとは勉強の仕方に気を付けるだけです。
過去にもあと1か月のところで、非常に厳しいとこから、逆転合格をつかみ取った生徒はいます。
そういった子達は皆、徹底的に効率を意識した勉強をしています。
例えば、昨年A君という男の子がいました。
A君は偏差60ぐらいの高校を目標としていましたが、第5回の模試の結果が偏差値51しかありませんでした。
あと1か月のところで、偏差値10上げるというのは現実的ではありませんので、学校の先生も志望校を下げるようにと助言をしていたようですが、どうしても頑張りたいということであったので、入試に向けて徹底的に効率を意識し勉強しました。
この生徒は「何を」「どれだけ」というところに徹底的にこだわって勉強しました。
結果、本番の入試ではしっかりした点数をとり、見事志望校に合格していきました。
具体的にどのように勉強したのか、
彼はまず今まで受けた模擬試験の解き直しを行いました。
そしてその出来なかったところを復習、苦手としていた部分については他のテキストを使い徹底的に行いました。
彼の勉強の良かった点としては、まず以前に解いた模擬試験を解いたということ。以前に1回解いたものを解き直すということで、最初に解いた労力を短縮出来ます。
新しい問題集を買ってもいいですが、あと1か月という期間を考えると今までやったものを再度やった方が効率はいいと思います。
また実践的な内容を解くことによって、自分がどこが出来ていないかが、把握でき、苦手単元を絞ったうえでピンポイントに勉強出来ていました。
良く受験勉強はパズルのピースを埋めていくことに例えられますが、成績が伸びない子の勉強を見ていると、すでにはまっているピースを何度もはめているような感じを受けます。
もちろん勉強法というのは、その子に合っている、合っていないということがあるので、何がいいのかは一概に言えません、しかし入試まであと1か月というこの時期を考えると、徹底的に勉強法にこだわって勉強してもらいたいです。
どうしたらいいのか分からない子は、授業後、勉強会で個人対応する時間を設けていますので、そこで相談してもらえればと思います。