新学年、勉強のロケットスタートを切るための4つの秘訣
- 更新日:
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2024.4.8
お知らせ
春は出会いと別れの季節。桜の花びらが舞い散る中、新しい学年に胸を躍らせる子どもたちも多いことでしょう。しかし、新しい環境に慣れるまで時間がかかったり、勉強へのモチベーションが維持できずに、いつの間にか置いてけぼりになってしまうことも。
そこで今回は、新学年で勉強のロケットスタートを切るための4つの秘訣をご紹介します。
1. 脳のゴールデンタイムを味方につけよう!
人間の脳は、起床後2~3時間と、夜寝る前の2~3時間は集中力が高まる「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯があります。この時間帯に勉強すれば、効率的に学習内容を吸収することができます。
小学生の場合
- 朝は苦手でも、できるだけ早く起床し、朝食をしっかり食べてから学校に行くようにしましょう。
- 学校から帰ってきたら、すぐに宿題を片付け、その後は夕食まで自由時間にするなど、メリハリをつけることが大切です。
- 夜は早めに寝て、十分な睡眠をとるようにしましょう。
中学生の場合
- 朝は自分で起きられるように、アラームをセットするなど、自立を促しましょう。
- 学校から帰ってきたら、まずは軽く運動をして頭をリフレッシュしてから勉強に取り組むと効果的です。
- 夜更かしは避け、ゴールデンタイムに集中して勉強できるようにしましょう。
2. 小さな成功体験を積み重ねよう!
人は誰でも、成功体験を積み重ねることで自信がつき、モチベーションが向上します。勉強においても、小さな目標を達成することで、次への意欲が湧いてくるのです。
小学生の場合
- 簡単な計算問題を解いたり、漢字を覚えたり、といった小さな目標を設定しましょう。
- 目標を達成できたら、自分へのご褒美を用意するのも効果的です。
- 努力を認め、褒めてあげることが大切です。
中学生の場合
- 定期テストで〇点以上取る、苦手な科目で〇位以内に入る、といった具体的な目標を設定しましょう。
- 目標達成に向けて、計画的に学習を進めるようにしましょう。
- 勉強仲間と協力して目標を達成するのも良い方法です。
3. 五感を刺激して楽しく学ぼう!
人間の脳は、五感を刺激することで記憶が強化されます。勉強するときは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの五感を意識的に使うことで、より効果的に学習することができます。
小学生の場合
- カラフルなマーカーや付箋を使って、教科書やノートをデコレーションしてみましょう。
- 音楽を聴きながら勉強すると、集中力が高まる場合があります。
- 実際に手を動かして実験や工作をすることで、理解が深まります。
中学生の場合
- 動画教材や音声教材を活用して、視覚と聴覚から情報をインプットしましょう。
- 暗記カードや単語帳を使って、五感を刺激しながら記憶を定着させましょう。
- グループワークやディスカッションを通して、仲間と意見交換することで、理解を深めることができます。
4. 親子のコミュニケーションを大切に!
学習状況を把握し、適切なサポートをすることは、親にとっても重要な役割です。しかし、子どもに過度なプレッシャーをかけたり、勉強ばかりを強制したりすると、逆効果になる可能性があります。
親御さんへのアドバイス
- 勉強している様子をよく観察し、褒めるポイントを見つけましょう。
- 困っているときは、すぐに助け舟を出すのではなく、自分で解決できるようサポートしましょう。
- 親子で一緒に勉強したり、読書をしたりして、楽しい時間を共有しましょう。
新学年を飛躍の年にするために、今回ご紹介した4つの秘訣をぜひ実践してみてください。