効果的な学習計画のために大切なこと5選
- 更新日:
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2024.7.25
お知らせ
受験に向けて学習計画を立てるとき、何を意識すればよいでしょうか。今日は効果的な計画作りに欠かせないポイントを5つご紹介します。無理なく実行しやすい方法を中心にお話ししますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①小さな目標から着手する
まず大切なのは、計画を立てる際に目標を小さく設定することです。「半年で○○点を取る」といった大きな目標を立ててしまうと重荷になり、行動に移せなくなる場合があります。まずは「毎日30分勉強する」など、具体的で達成可能な小さな目標から始めましょう。こうした小さな目標を着実にクリアしていくことで、自信を深め、次第に大きな目標に挑戦できるようになるのです。
②目標と計画の見える化を
ホワイトボードやカレンダーなどを使って、目標や計画を可視化することをおすすめします。目で見て確認できるだけで、無意識のうちにそれらを意識するようになります。見える化することで計画実行への敷居が下がり、モチベーション維持にもつながるのです。
③習慣化を意識する
計画を着実に実行するには、無理なく継続できる習慣化が不可欠です。始めは小さくてもかまいません。同じ時間に同じ場所で勉強するなど、パターン化することで徐々に習慣が身に付いていきます。
④勉強にゲーム感覚を持たせる
勉強を楽しめるかどうかも大きなカギを握ります。教育心理学の観点から、ゲームのようにとらえ直してみてはどうでしょうか。単元クリアを「ステージ突破」、間違え注意問題を「ボス」と例えるなど、ゲーム感覚を取り入れると、チャレンジ精神が刺激されます。目標に向かって着実に進むプロセス自体を楽しむ心構えが何よりも重要なのです。
⑤集中時間を適切に区切る
人の集中力は45分程度が限界とされています。長時間勉強し続けるよりも、その間を意識して短時間の集中を心掛ける方が効果的だと言えます。時々休憩をはさみ、やる気が出た時だけ集中する。そうしたサイクルを意識するとよいでしょう。
以上が、無理なく実行しやすい学習計画のポイントです。焦らずに自分のペースで、これらの工夫を取り入れながら着実に学習を進めていけば、必ず前に進めるはずです。認知心理学などの知見を活かし、上手に計画を立ててみてくださいね。合格を心よりお祈りしています。頑張ってください!