英語リスニング対策で必要なこと
- 更新日:
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2024.4.22
お知らせ
こんにちは。名古屋本部校の深谷です。
一部の中学校では一学期中間期末テストが約1カ月後に迫ってきていたり、また中3生の皆さんにとっては第二回愛知全県模試が5月末にあったり、など少しずつテストを意識している頃かと思います。
英語のテストにおいて皆さんからよく聞かれる質問として「リスニング問題ってどうやって勉強したらいいの?」というのがあります。確かにリスニング問題は普段学校ワーク等で学習している文法問題などに比べ、効率的・効果的な学習が見つけづらい出題形式となっています。今日はこのリスニング問題に対する学習方法をお伝えいたします。
そもそもリスニング問題って勉強が必要なの?
中間・期末テスト対策の英語学習を思い出してみてください。試験範囲が出され、その範囲の新出文法を確認し、テストで出題が考えられる形式の問題を繰り返し解く、というのが文法問題における勉強方法かと思います。ではリスニング問題においてこのようなテスト範囲にリーチした勉強が可能かと言われれば、「うーん、難しいかな」と答えざるを得ません。どの試験においても、特定の文法・単語等を出題する問題はほとんどありません。リスニング問題は長文読解問題と同様で、総合問題にあたるからです。では「リスニング問題の効果的な勉強ってないの?」という問いに対しては「そんなことないよ!確実に点数に繋がる正しい勉強方法はあるよ!」と自信をもって答えることができます。
ではリスニング問題ってどうやって勉強するの?
実は世の中には沢山のリスニング問題用の学習方法が沢山あります。シャドーイング、ディクテーション、リッスン&リピーティング、リプロダクションなどがそれです。これは世の中に沢山の英語資格試験が存在しており、そのほとんどがリスニングやそれに基づいたスピーキングの出題を課しているからです。これらの学習をたった一言でまとめると「音読」ってことになります。つまり世の中のリスニング問題の共通点は「聞かなければいけないリスニングの放送」を「ほぼ同じリズムで声に出して読む」ということができれば、高得点を安定的にとることが可能です。
とにかく声に出して読んでみよう!
この「音読」をするときの注意点は「放送原稿を真似る」ように努めることと同時に「細かい発音は気にし過ぎない」ってことです。放送原稿を見ながら、同じリズムで読めるように何度も繰り返します。その時思っている英語の表記が放送原稿と照らし合わせるとかなり異なることもわかると思います(※aやthe ,文中のthat, itなどはほとんど聞こえません!)それを真似しながら読んでいくことが大切です。これをコツコツ繰り返すことで早い方なら1カ月もあれば、聞き取れるようになることができます。
クラ・ゼミ名古屋本部校では土曜日の「ウィークリー勉強会」を使って「リスニング対策」をやっていきます!リスニングでお困りの生徒の皆さんは是非参加してください!
リスニング問題は上記の学習をコツコツ学習していけば高得点が期待できる分野です。是非一緒に頑張りましょう!