先「It’s getting dark.」
- 更新日:
-
2024.10.3
お知らせ
先日の授業で、「It’s getting dark」という文を扱ったとき、「暗くなってきた」と日本語訳を付けましてた。
「get」には「変わる」「変化する」という意味もあるんだよ、と説明したら、ある生徒から「change]
と何が違うのかという質問が出ました。
これは難しい質問だと感じた一方、とても大事な感性だとも思いました。
私たちが英語の学習を進めていくとき、ほとんど多くの生徒は「日本語」の感性で英単語を扱っています。
getもchangeも「変わる」という意味を持つなら、get=changeである
暴論(笑)ですが、少なからずこう考えている方もいるはずです。
例えば日本語でも、「悲しい」「哀しい」はどちらも「かなしい」と読みますが、意味の違いがあります。このような違いが当然英語にもあります。
コアイメージ
と英語では言います。一つ一つにイメージ図があり、伝えようとしている内容にぴったりのイメージの単語を合わせていく、というのが英語学習の1つだと私は考えています。(もちろん全部を理解するのは難しいですが・・・)
例えば、「get」は「何らかのアクションによって、自分のものにし、ある状態になる」ことを指します。例文では、「時間の経過や太陽が沈む」というアクションによって、「暗い状態」になることを伝えています。
他にも、getには「~へ至る、着く」や「理解する」という意味も含みますが、これらも「交通手段を利用するアクション」によって、「ある場所にいる状態」になることや、「勉強や話を聞くアクション」によって「知識を持っている状態」になること、というイメージがあるので「get」で表現ができます。
「連想ゲーム」のような感じもしますが、「日本語が同じなのに英単語が違う」ときは、この「コアイメージ」に立ち返って考えてみてください。