小学生・中学生・高校生の
一貫総合予備校クラ・ゼミ

西尾校の井口です。

朝晩はすっかり気温が下がり、日中でも日によっては長袖１枚でも寒いと感じる日が多くなってまいりました。(子供たちは夜でも半袖の子もいますが・・・)
皆さま、体調には充分に気をつけてお過ごしください。

さて、まもなく１１月を迎えます。中学３年生のお子様方は、中学校生活最後の定期テストがあります。もちろん今年は多くの行事に「中学校生活最後の」とつきますが、今回のテストに関しては、単に「最後」というだけではなく、高校入試において非常に大きな意味を持ちます。

１１月の定期テストと、９月の定期テスト、学校によってはその他の実力テストを加味して２学期の内申点がつけられます。以前は１月にもう１回テストがあり、その結果１年間を総合してつけられる３学期の内申点が、公立高校の合否を左右する重要な点数となっていました。

しかし、入試制度の変更により、現在はこの２学期の内申点で私立・公立両方の志望校を決定することになります。中学校によっては、２学期の内申点を「仮内申」とし、３学期にもう一度内申点を出す学校もありますが、西尾地域では２学期の内申点がそのまま最終となる場合がほとんどです。

この内申点は単に志望校決定のための目安ではなく、合否を決める「点数」にもなります。
公立高校の場合は、

　(内申点×２)　＋　学力検査点

の合計点で合否が決められます。
(学校裁量により、内申点・学力検査点のいずれかを更に１．５倍または２倍する学校もあります)

つまり、「受験」と聞いてイメージする入試当日のテストと同じ扱いの点数がこの２学期で決まるということです。
しかも、上記のように内申点を２倍して計算(これを評定得点といいます)するため、内申点の１点の違いが当日のテスト２問分に相当します。
そのくらい大切な内申点を決めるテストが今から約２～３週間後に控えています。

クラ・ゼミでは、今週半ばから「テスト対策授業」を実施し、テスト前には２週にわたり日曜日の「テスト前勉強会」を実施します。
中学３年生のお子様の志望校合格に向けて、全力で皆様を応援いたします。