「やる気」に頼らない! 未来を切り拓く「継続の力」

更新日:

2025.7.7

お知らせ

お子様が勉強を続ける上で、「やる気」は大切な原動力になります。しかし、私たちは、その「やる気」という不安定な感情だけに頼っていては、継続は難しいと考えています。学習に限らず、何かを成し遂げるためには、「やる気がない時でも、前に進める具体的な工夫」が不可欠です。


「やる気」に頼らず、「できる」仕組みを作る3つのステップ

「モチベーションに左右されず、どうすれば勉強を続けられるのだろう?」 多くの方にとって、これは永遠の課題かもしれません。しかし、これは決して難しいことではありません。お子様の「継続する力」を育む3つのステップをご紹介します。

ステップ1:学習の「最初の一歩」を限りなく小さくする

「よし、今日から毎日3時間勉強するぞ!」と意気込んでも、なかなか続かないのはなぜでしょうか?それは、目標設定の「ハードルが高すぎる」ことが原因の一つかもしれません。やる気に満ちているときは乗り越えられそうなハードルでも、モチベーションが低いときには途方もなく高く感じられ、結局最初の一歩が踏み出せなくなってしまいます。

  • 「たったこれだけ?」の目標設定: 「毎日3時間」ではなく、「まずは問題集を1ページだけ開いてみよう」「単語を5個だけ見てみよう」といった、ごく小さな目標から始めます。これなら、やる気がない時でも「これくらいならできるかも」と思え、心理的な抵抗感が格段に下がります。
  • 「やるべきこと」の見える化: 「何をすればいいか分からない」という状態は、やる気を著しく削ぎます。毎日の学習内容や目標を具体的に提示し、お子様が迷うことなく次の行動に移れるよう、明確な学習計画を共に立てます。当校の講師が、お子様のレベルや目標に合わせて、最適な教材と進度を明確にします。

「これならできそう!」という小さな成功体験を積み重ねることで、お子様は自信をつけ、自然と次のステップへ進む意欲が湧いてきます。これは「やる気」に依存せず、「行動」から「やる気」を生み出す効果的な方法です。まずは、「座ってみる」「参考書を開いてみる」という最初の行動から始めてみましょう。

ステップ2:インプットだけでなく「アウトプット」で知識を定着させる

「授業はちゃんと聞いているし、参考書も読んでいるのに、なぜかテストの点数が伸びない…」 多くのお子様が抱えるこの悩みは、知識を「頭に入れる(インプット)」ことばかりに集中し、「実際に使う(アウトプット)」練習が不足していることに原因があります。脳科学の観点からも、記憶は「出力」することで深く定着すると言われています。読んだり聞いたりするだけの学習は、「わかったつもり」で終わってしまい、本当に知識を使いこなせる状態にはなりません。

  • 「問題を解く」ことを最優先: 知識をインプットしたら、すぐに問題演習に移ります。クラ・ゼミの個別学習会では、映像授業で基礎を学んだら、すぐに演習問題に取り組みます。手を動かすことで、知識がより具体的に定着し、自分の理解度を客観的に把握できます。
  • 「3:7の黄金比」で効率化: インプット3割:アウトプット7割という学習比率を意識します。例えば、20分で要点をインプットしたら、残りの40分は問題演習やノートまとめ、音読など、積極的にアウトプットを行う時間を確保します。
  • 「説明する」練習で定着を促す: 自分の言葉で学んだことを説明しようとすると、曖昧な理解が明確になります。講師がお子様に「今学んだことを説明してみて」と促すことで、知識の定着度を高め、思考力を養います。

「やる気」がなくても、まずは「問題を解いてみる」「声に出してみる」といった行動を起こすことで、脳が刺激され、結果的に学習への集中力や意欲が向上します。これは「モチベーション」に頼らず、「行動」が「学習効果」を生み出すサイクルです。

ステップ3:「長時間」ではなく「短時間+継続」のリズムを作る

「休日にまとめて長時間勉強すれば、平日頑張らなくても大丈夫!」 そう考えるお子様もいるかもしれません。しかし、人間の集中力には限界があります。漫然と長時間机に向かっても、途中で集中力が途切れ、非効率な時間ばかりが過ぎてしまいがちです。疲労だけが蓄積し、結局「勉強が嫌い」になってしまう原因にもなりかねません。

  • 「25分集中+5分休憩」を応用: 「25分集中して学習し、その後5分休憩する」といった短時間の集中と休憩を繰り返す学習法を推奨します。「あと25分だけ頑張ろう」という気持ちなら、やる気がない時でも比較的容易に始められます。短い休憩を挟むことで、脳がリフレッシュされ、次の集中へとスムーズに移行できます。
  • 細分化で「始めやすさ」を追求: 勉強内容を細かく分割し、短い時間で複数の教科に取り組むなど、変化をつける工夫をします。これにより、飽きを防ぎ、メリハリのある学習を継続できます。
  • 「小さな達成感」の積み重ね: 25分間の集中を終えるたびに、「これだけできた!」という達成感を味わえます。この小さな成功体験の積み重ねが、お子様の学習への自信を育み、「毎日続けられる」という強固な習慣へと繋がります。

「やる気」に頼らず、毎日少しずつでも継続できる「仕組み」を整えること。これこそが、長期的な学力向上と、将来にわたる「継続する力」の基盤となります。


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クラ・ゼミは今年で創立50周年を迎えます。半世紀にわたり、静岡の教育現場と真摯に向き合い、数多くの生徒を志望校合格へと導いてきました。その長い歴史の中で培われた指導ノウハウと、常に生徒に寄り添う温かいサポートで、お子様の「なりたい自分」を応援します。

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