【保護者様へ】「やる気」に頼らない!クラ・ゼミが教える「すぐやる子」になる目標設定術
- 更新日:
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2025.7.21
お知らせ
静岡市にお住まいの保護者の皆様、お子様の勉強について「やる気はあるみたいだけど、なかなか勉強を始められない」「テスト前なのに、いざ机に向かうとぼーっとしている…」といったご様子に、ヤキモキすることはありませんか?「もっと早く取り組んでくれたら…」「いつになったら本腰を入れてくれるのか…」と、お子さんの様子を見守る中で、もどかしさを感じることもあるかもしれません。
私たちも日々の指導の中で、多くのお子さんが「やろう」という気持ちはあっても、なかなか行動に移せない「先延ばし」の傾向を抱えていることに気づくことがあります。これは決して「怠けている」わけではありません。多くの場合、目標設定の仕方や、行動に移すまでのプロセスに、ちょっとした「落とし穴」があることが原因です。
心理学の世界では、私たちが目標を設定する時、「現在の状態」と「理想とする状態」の間にギャップが生まれることで、そのギャップを解消しようとする「緊張状態」が生まれ、それが行動を促す原動力になると考えられています。しかし、その目標が曖昧だと、この「緊張」が十分に生まれず、行動へと繋がりません。
クラ・ゼミ静高前校は、お子様が「やる気」という不安定な感情に左右されず、どんな時でも「サッと」勉強に取りかかり、着実に学習を進められるような「効果的な目標設定」のヒントをお伝えします。この夏、お子様が自分から行動を起こせる力を身につけ、未来を切り拓く第一歩を踏み出しましょう。
「いつの間にか先延ばし…」を解消!勉強を「すぐやる」ための目標設定術
「やろうとは思うんだけど、なかなか手につかない…」「気がついたら時間が過ぎてた…」 このような経験は、勉強に限らず、誰にでもあることかもしれません。特に、長期休暇やまとまった時間がある時に、「よし、たくさん勉強するぞ!」と意気込んだものの、結局思うように進まなかった…という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
心理学の研究からも、「目標の曖昧さ」こそが、行動を妨げる大きな要因であるとされています。漠然とした目標は、脳に具体的な行動指示を与えないため、どこから手をつけて良いか分からなくなり、結果的に「低きに流れ」やすくなってしまうのです。勉強を「すぐやる子」になるための、効果的な目標設定のポイントは、ズバリ「具体的で明確な目標を立てる」ことです。
ポイント1:「たくさん」から「これだけ」へ、数字で明確化する
例えば、「たくさん勉強する」という目標は、一見やる気に満ちているように見えますが、実は非常に危険な目標設定です。なぜなら、「たくさん」という言葉は、人によって、またその時の気分によって、いくらでも解釈が変わってしまうからです。
【解決策】「量」ではなく「時間」や「範囲」を数字で示す
- 「量」から「具体的な数字」へ: 「たくさん勉強する」のではなく、「数学の問題集を3ページ解く」「英単語を20個覚える」「国語の長文を1題解く」といった具体的な「量」を設定しましょう。
- 「時間」で区切る: 特に、何をしたら良いか迷う場合や、集中力が続きにくい場合は、「1時間だけ集中して取り組む」「30分間はスマホを見ずに理科の問題を解く」のように、時間を区切るのが非常に効果的です。明確な数字があることで、「何をどれくらい頑張ればいいのか」がはっきりとわかるため、言い訳の余地がなくなり、行動に集中できるからです。
- 「達成基準」を明確に: 漠然とした目標では、それが達成できたのかどうかの判断も曖昧になります。しかし、「1時間勉強する」と決めていれば、1時間経てば「達成!」となります。この「達成できた」という明確なフィードバックが、次の行動へのモチベーションに繋がるのです。
曖昧な「たくさん」という目標は、結果的に「ほとんどやらない」を生み出しがちです。具体的な数字を入れることで、お子さんは迷うことなく行動に移せるようになり、集中力も高まります。
ポイント2:目標は「小さく」「細かく」分解する
大きな目標は、達成までに時間がかかり、途中で挫折しやすくなります。例えば、「志望校合格!」という目標は素晴らしいですが、それだけでは今何をすべきかが明確になりません。
【解決策】目標を「日々のタスク」まで落とし込む 大きな目標達成のためには、それを「小さく」「細かく」分解することが極めて重要です。
- 長期目標→中期目標→短期目標へ: 「志望校合格」という長期目標を、まずは「夏休み中に苦手科目を克服する」という中期目標に。さらにそれを「今週は数学の二次関数をマスターする」という短期目標に。そして最終的に「今日は数学の例題を3問解く」という日々の行動まで分解します。
- 「スモールステップ」で成功体験を積む: 細かく分解された目標は、一つ一つが達成しやすくなります。毎日「できた!」という小さな成功体験を積み重ねることで、自信をつけ、モチベーションを維持しながら学習を継続できます。
- 進捗の「見える化」: 毎日達成したタスクをチェックリストにしたり、学習時間を見える化したりすることで、自分の努力が積み重なっていることを実感できます。これにより、「こんなに頑張っているんだ!」という自己肯定感が育まれ、やる気が低い時でも「ここまで来たんだから、もう少し」と踏ん張れるようになります。
目標を細分化することで、「今、何をすればいいのか」が明確になり、迷うことなく学習に取り組むことができるようになります。
ポイント3:目標を「書く」ことで、脳にコミットさせる
頭の中で「〇〇をやるぞ」と思っているだけでは、それはまだ漠然とした願望に過ぎません。目標を具体的な行動へと繋げるためには、それを「見える形」にすることが非常に効果的です。
【解決策】目標を「書き出す」ことで、自分と約束する 目標を紙に書いたり、学習計画表に記入したりすることで、脳はそれを「達成すべき具体的な指令」として認識しやすくなります。
- 手書きの効果: パソコンやスマホで入力するだけでなく、実際に手で書くという行為は、脳に強く働きかけ、記憶の定着にも役立ちます。
- 目につく場所に貼る: 書いた目標や学習計画表は、勉強机の前に貼るなど、目につく場所に掲示しましょう。これにより、常に目標が意識され、やる気が低い時でも「ああ、これやるんだった」と、行動を促すきっかけになります。
- 「誰かに宣言する」効果: 家族や塾の先生に「今週はこれを頑張る!」と宣言するのも非常に有効です。人に話すことで、目標へのコミットメントが高まり、「言ったからにはやらなければ」という意識が生まれます。クラ・ゼミの講師も、お子様との学習面談を通じて、目標設定をサポートし、進捗を共に確認していきます。
目標を「書く」というシンプルな行動が、学習に対する意識を大きく変え、具体的な行動へと繋がる強力なツールとなります。
この夏、クラ・ゼミ静高前校で「行動に繋がる目標設定」を学びませんか?
夏休みは、お子様がこれまでの学習習慣を見直し、自律的な学びの力を育む絶好の機会です。今回ご紹介した目標設定のポイントは、どれも「ちょっとしたこと」に思えるかもしれませんが、これらを実践することで、学習への向き合い方は大きく変わります。
クラ・ゼミ静高前校の夏期講習は、お子様の「やる気」に依存せず、どんな時でも着実に学力を伸ばせる「仕組み」と「習慣」作りを徹底的にサポートします。
クラ・ゼミは今年で創立50周年を迎えます。半世紀にわたり、静岡の教育現場と真摯に向き合い、数多くの生徒を志望校合格へと導いてきました。その長い歴史の中で培われた指導ノウハウと、常に生徒に寄り添う温かいサポートで、お子様の「なりたい自分」を応援します。
「どうすればうちの子も、自分から勉強してくれるようになるんだろう…」 そんな疑問や不安をお持ちの保護者様、ぜひ一度、クラ・ゼミ静高前校にご相談ください。無料体験授業や個別学習相談を通じて、お子様に最適な学習プランをご提案させていただきます。
この夏、クラ・ゼミ静高前校で、自信に満ちた新学期を迎えませんか?皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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