【クラ・ゼミ静高前校】「勉強しない」は「成長のサイン」!?中学生の可能性を引き出す「リフレーミング」と学習の秘訣
- 更新日:
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2025.7.31
お知らせ
こんにちは! 静岡市葵区の学習塾、クラ・ゼミ静高前校です。
夏休みに入り、「うちの子、なかなか勉強に身が入らなくて…」「どうすれば集中してくれるんだろう?」といったご相談をいただく機会が増えました。お子様の「勉強しない」という一見ネガティブな状況も、「まだ、その子の隠れた可能性や強みが活かされていないだけ」と捉えることができないか、と思っています。
今回は、物事を多角的に、そして前向きに捉え直す思考法である「リフレーミング」を学習に応用し、お子様の「勉強しない」を「成長のサイン」に変える具体的なヒントをお伝えします。今までも、普段の声かけ一つで、お子様の学習意欲は大きく変わることを目の当たりにしてきました。
★心理学のリフレーミングとは?「半分しかない」を「半分もある」に変える思考
リフレーミングとは、物事の「枠組み(フレーム)」を意図的に変え、異なる角度から解釈し直す思考法です。簡単に言えば、「一見マイナスに見える出来事を、その中に隠されたポジティブな側面や可能性から捉え直す思考テクニック」と言えるでしょう。
有名な例では、水が半分入ったコップを見て、「半分しかない」と捉えるか、「半分もある」と捉えるか。水の量という事実は変わりませんが、解釈一つで、私たちの感情や次に取る行動は大きく変わります。
重要なのは、リフレーミングが「事実の歪曲」や「現実逃避」ではないという点です。
× 誤ったリフレーミング:「今回は失敗じゃなかった」
○ 正しいリフレーミング:「失敗しちゃったけど、貴重な経験ができてよかったな」
このように、事実は認めつつ、その中に隠されたポジティブな意味や学びを見いだしていくのが、正しいリフレーミングです。
★中学生の「困った行動」は「隠れた長所」!勉強に生かす「リフレーミング」実践例
中学生の行動は、「なぜ?」と思うことも少なくありません。しかし、その一見マイナスに見える行動の裏には、成長過程特有の心理や、別の角度から見れば素晴らしい「長所」が隠されていることが多々あります。
ここでは、お子様の「困った行動」をリフレーミングし、それを勉強の力に変える具体的な声かけの例をご紹介します。
【ケース1:試験前なのに「ゲームばかりしている」お子様】
- 一見ネガティブな側面: 「集中力がない」「危機感がない」「自制心がない」
- リフレーミング(新しい見方):
- 「ゲームに夢中になれるほどの高い集中力と没頭する力がある」
- 「勉強のストレスから一時的に心を守り、気分転換が上手な時期なのかもしれない」
- 「ゲームで成功体験を積み、自己肯定感を維持しようとしているのかもしれない」
- 具体的な声かけ例: 「ゲームに没頭してるね!そのすごい集中力、今度はこの漢字を覚えるのに使ってみない? きっとあっという間に覚えられるよ。ちょっと息抜きしたら、15分だけ一緒にやってみようか。」
【ケース2:「宿題をなかなか始めない」お子様】
- 一見ネガティブな側面: 「だらしない」「やる気がない」「面倒くさがり」
- リフレーミング(新しい見方):
- 「完璧にやろうとして、最初の一歩が慎重になっているのかもしれない」
- 「本当にやるべきこと(優先順位)が分からず、どう手をつけていいか迷っているのかもしれない」
- 「もっと良い方法がないか、効率的な進め方を考えているのかもしれない」
- 具体的な声かけ例: 「宿題のこと考えてるの?『全部完璧にやらなきゃ』って思ってるから、なかなか手が進まないのかな? それってすごく丁寧な証拠だよ。 まずは、最初の1問だけでも、一緒にやってみない?」
このように、お子様の行動の裏に隠された「ポジティブな側面」や「成長の証」を見つけ出し、言葉で伝えることで、お子様は「自分は認められている」「自分には力がある」と感じ、自己肯定感が高まります。私は、アドラー心理学でいう「勇気づけ」にも繋がり、自ら行動を起こすための大切なエネルギーとなると考えています。
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