もう挫折しない!勉強の習慣化を成功させる科学的な方法
- 更新日:
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2025.9.24
お知らせ
「今日こそは本気でやるぞ!」と意気込んだものの、三日坊主で終わってしまった経験はありませんか?
新しいことを始めようと思っても、なかなか腰が上がらなかったり、始めても続かなかったり…。
「自分は意志が弱いんだ」と落ち込んでしまう人もいるかもしれませんが、実はこれ、ごく自然なことなんです。
脳の「現状維持」機能と向き合う
人間には、変化を嫌って現状を維持しようとする性質が備わっています。これは脳の初期設定のようなもので、新しい行動を始めるのが億劫になるのは、あなたの意志が弱いからではありません。心理学や脳科学の世界では、多くの研究でこの傾向が示されています。
だからこそ、気合や根性といった精神論に頼るだけでは、余計に疲れてしまうのです。
大切なのは、この「現状維持」の性質を理解し、それに逆らうのではなく、うまく味方につけることです。ここで、科学的な視点を取り入れた学習の習慣化方法をご紹介します。
習慣化を後押しする2つの科学的テクニック
1. 時間の感覚を味方につける
「集中していると、あっという間に時間が過ぎていた」という経験はありませんか?
これは、脳が特定の活動に深く没頭している状態です。この現象を学習に取り入れることで、効率を飛躍的に高めることができます。
例えば、受験勉強や定期テスト対策で大量の問題を解く必要があるとき。私たちはつい「あと何時間かかるんだろう…」と考えがちですが、この不安が集中力を妨げることがあります。
そこで有効なのが、視覚的な時間の進みを加速させる工夫です。
時計の針の動きが速く見えるように設定すると、不思議とそれに合わせて作業スピードが上がるという研究結果があります。
もちろん、無理に時間を早める必要はありません。ポイントは、あなたが「集中している」という感覚を意識的に作り出すことです。例えば、
- キッチンタイマーを「25分」にセットして、その時間だけは他のことを一切考えずに取り組む。
- 「あと3問だけ終わらせる」と具体的な目標を決めて、制限時間内にやり遂げる。
このように、小さな目標を達成する経験を積み重ねることで、集中力が持続しやすくなり、結果として体感時間も短く感じられるようになります。クラ・ゼミの個別学習会では、映像授業が20〜30分程度に設定されています。これは、人間の集中力が持続しやすい時間に合わせており、その後の問題演習と組み合わせることで、効率的な学習サイクルを作り出しています。
2. 「先延ばし癖」を克服する環境づくり
多くの人を悩ませる「先延ばし癖」も、実は環境の力で改善できます。以下の3つのステップを試してみましょう。
- ご褒美を設定する 「宿題を終えたら、好きな漫画を1冊読む」「この単元をマスターしたら、週末に好きなゲームをする」など、すぐに手に入れられる小さなご褒美を用意します。これにより、脳の「もっとやりたい!」という意欲を刺激し、学習へのモチベーションを高めます。
- 集中できる環境に身を置く 勉強机に座ったらスマホは別の部屋に置く、リビングで勉強するならテレビはつけないなど、誘惑を徹底的に排除します。そして、周りの仲間が真剣に学習している環境に身を置くことも有効です。互いに切磋琢磨することで、自然と「自分もやらなくちゃ」という気持ちが芽生えます。
- 完璧主義を手放す 「完璧なノートを作らなきゃ」「全部の問題を解き切らなきゃ」と完璧を目指しすぎると、かえって一歩を踏み出せなくなってしまいます。まずは「今日やるべきこと」の中から、ほんの少しでも良いので始めてみましょう。
クラ・ゼミの学習スタイルで「習慣」を味方につける
クラ・ゼミ静高前校では、生徒一人ひとりの目標や現状に合わせた学習スタイルを提供しています。
・個別学習会 映像授業と演習を組み合わせ、自分のペースで学習を進めるスタイルです。わからない問題はすぐに質問できるため、効率よく苦手分野を克服できます。
・個別指導 講師1人に対し生徒2人までの担任制指導です。きめ細かな指導と演習を通して、着実に「わかる」から「できる」に変えていきます。
私たちは、単に知識を教えるだけでなく、自ら考え、行動する力を育むことを大切にしています。努力が実を結び、学習が「やりたくない、避けたいもの」から「やるべき価値のあるもの」へと変わっていく。そんな瞬間を、私たちと一緒に体験してみませんか?
無料体験や学習相談も随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
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