やる気が出ないときは
- 更新日:
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2025.10.9
お知らせ
最近、生徒との面談でよく聞くのが、
「入試なんてまだ先だからやる気が出ない」「目標が見つからない」
といった声です。
そんなときに役立つ考え方があります。実際、メジャーリーグで活躍するダルビッシュ選手も、その方法でやる気を高めたそうです。
それは――未来の自分を想像してみること。
「もし今努力しなかったら、未来の自分はどうなっているだろう?」と考えるのです。
人は後悔を想像すると、「頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきます。ところが、今の自分は「まだやらなくても大丈夫」とつい思ってしまいがちです。
ダルビッシュ選手は10年後の自分を思い描いたとき、「練習をあまりしていない自分」の姿を想像したそうです。そして「そんな後悔はしたくない」と強く思い、過去に戻るイメージをしたのです。過去に戻ったその瞬間こそ、今この時だと考えたのです。
その意識の転換によって練習への取り組み方が大きく変わり、もともと素晴らしい選手でありながら、さらに成長を遂げていきました。
もちろん、この方法でも「やる気が出ない」と思う人もいるでしょう。ですが、自分の「ダメだった未来」を強くイメージできれば、それは嫌な気持ちになりますよね。だからこそ、今という時間がとても貴重に感じられるようになり、自然と頑張れるのです。
ぜひ一度、努力しなかった未来の自分を想像し、そこから今に戻ってきたと考えてみてください。