2学期期末テストに向けて計画的に学習するためには…
- 更新日:
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2025.11.5
お知らせ
こんにちは。クラ・ゼミ名古屋本部校の深谷です。
11月に入り、2学期期末テストの学習も本格になってきている頃かと思います。山田東中をはじめテスト範囲表が発表されて、 テスト勉強に気合が入っている生徒の方も多いのではないでしょうか。
そんな気合とは裏腹に、生徒の皆さんから「気合いれて学習計画を立てたけど、全然思った通りに進まないよ…」「計画を立てている段階で勉強が嫌になっちゃった…」などの声もよく聞きます。
そんな皆さんに学習アドバイスのプロとして、今日は「正しい学習計画の立て方」をお伝えしたいと思います。今日のお話を参考にして、是非充実したテスト勉強期間を過ごしてください!
計画は「内容」ではなく「時間」から
まず、計画が上手く進まない理由として、学習を始める前に「内容」を日割りにして固定してしまうことが挙げられます。実はこのやり方はよっぽどやる気がある方や切羽詰まった方でないと上手くいかない方法だと思ってください。理由は単純です。それは「どの学習にどれほどの時間を要するかは着手してみないとわからない」ということです。ですから、まずはその学習に着手してみて、どの位の時間がかかるかを判断した上で、計画に落とし込むことが必要なのです。
でも「それでは無計画に勉強をしなければいけないの?」と言われるとそうではありません。計画は必要です。ただ、その方向性を「1日の中で学習に充てられる時間はどれ位か」にまずフォーカスして欲しいのです。つまり1日の中で「どの時間帯にどれくらい勉強できるか」を可視化するのです。「内容」の計画はこの「時間」の計画を数日実行した後に立てていくと上手くいきますよ。
スキマ時間も計画にいれよう
1日の学習時間帯を計画を立てる際には、10分~15分単位で確保できる時間も有効に使っていきます。例えば、朝食の前の10分とか、入浴後の15分とか、などです。「そんなに追い込まないとダメなの?!」とお思いの方もいるかもしれませんが、実はそうではなく、「10分・15分でできる勉強って案外あるよ」という意識を持ってほしいのです。具体的には社会や副教科の暗記、漢字・英単語の練習…などです。これらの勉強をスキマ時間に終わらせるだけで、机に向かういわゆる「勉強時間」を数学や英語・国語などの問題演習に集中的に投下できるので、結果、勉強が効率的になり、「計画通りに勉強が進んでいるぜ!」という全能感を感じながら勉強できるようになるのです。
ゲームやSNSは1日の終わりに味わう「勝者のご褒美」
最後はゲームやSNSなどの娯楽との向き合い方です。「テスト勉強期間だからゲームやSNSは触らないぞ!」…ということができればいいのですが、中々難しいですよね。ですので、これらの娯楽は1日の勉強が終わった30分~1時間のみに「頑張ったご褒美」として嗜んでください。「いやいや、学校から帰ってきたらまずゲームさせてよ」という方もいるかもしれませんが、ゲームに熱狂した後に勉強に華麗に復帰することは、人間の脳の構造上まず難しいと思ってください。ゲームで脳の快楽ホルモン「ドーパミン」を大量に放出してしまうと、勉強で得られる喜びが凄く小さく感じられてしまいます。これでは勉強がただの「苦行」になってしまい、能率も学習効率も低下してしまいます。これはSNSの視聴においても同様です。「今回のテストは頑張りたい!」と思っている皆さん、帰宅後は勉強を優先して、最後に自分の娯楽を楽しんでみて下さい。そんな生活を1週間も続けていると、「あ、何か私、頑張れているかも!」なんて思いがさらに快感に繋がり、更なる学習意欲に繋がります。
いかがでしたか?今日お話したことで1つでもテスト勉強に取り入れて、皆さんの学習計画が順調に進むことを願っています。もちろん我々も精一杯ご支援いたします。一緒に頑張りましょうね。