「やめなさい」がやる気を奪う!?心理学から学ぶ、中学生の行動を変える「魔法の言い換え術」

更新日:

2026.1.29

お知らせ

保護者の皆様、こんにちは。クラ・ゼミです。 テスト前や日々の家庭学習で、お子様に「もっと勉強しなさい」「スマホばかりいじらないで」と声をかける場面は多いかと思います。しかし、良かれと思ってかけた言葉が、かえって逆効果になってしまった経験はありませんか?

今回は、教育心理学や行動経済学の視点から、お子様の「やる気」と「行動」を前向きに変えるための具体的なコミュニケーション術についてお伝えします。

■なぜ「命令」は反発を招くのか?

心理学の世界には「心理的リアクタンス」という概念があります。これは、人間が自分の自由を制限されそうになると、その自由を取り戻そうとして、あえて反対の行動をとってしまう心理的抵抗のことです。 特に中学生は、自立心が芽生え、自分の意志で行動したいという「自由欲求」が強くなる時期です。強い命令=自由を脅かすもの、潜在的に捉えられ、無意識のうちに反発を招いてしまうのです。

■脳は「否定形」を理解するのが苦手?

また、脳の仕組みにも一つの理由があります。これを「皮肉過程理論」と呼びます。 「シロクマのことは考えないでください」と言われると、かえってシロクマのイメージが頭に浮かんで離れなくなってしまいますよね。脳は「〇〇しない」という否定的な言葉を聞くと、まずはその「〇〇している状態」をイメージしてから、それを否定するという処理を行います。 つまり、「夜更かししないで」と言われるほど、脳内では「夜更かししている自分」が強く再生され、結果としてその行動を助長してしまう可能性があるのです。

■「否定」から「肯定」へ、具体的なアクションを提示する

お子様の行動を変えたいとき、最も効果的なのは「否定」を「肯定的な具体的な行動」に言い換えることです。

  • 「スマホを触らない」→「〇時になったらスマホをリビングに置こう」
  • 「ダラダラしない」→「まずは15分だけワークを広げてみよう」
  • 「忘れ物をしない」→「寝る前にカバンの中をチェックしよう」

このように、次にすべき行動をポジティブに、かつ具体的に言語化(ラベリング)してあげることで、脳は迷わずその行動を選択できるようになります。これは行動経済学でいう「ナッジ(そっと後押しする)」の考え方にも通じる、非常に効果的なアプローチです。

■クラ・ゼミが大切にしている「自ら立てた目標」

クラ・ゼミの教育理念は「自らの目標が実現できる塾」です。 私たちは、単に受験テクニックを教えるだけでなく、生徒一人ひとりが「自分はどうなりたいか」を肯定的な言葉で描き、自ら行動できる力を育むことを使命としています。

「合格実績」という数字のために追い込むのではなく、「わかるまで、できるまで、とことん付き合う」指導を通じ、生徒の主体性を尊重します。お子様が自分自身の意志で、一歩ずつ目標に向かって歩み出す。その過程を、私たちクラ・ゼミが全力でサポートさせていただきます。

日々の声かけを少し変えるだけで、お子様の表情や行動に変化が現れるはずです。ぜひ今日から、「次に何をするか」というポジティブな視点で、お子様と対話をしてみてください。

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