続・中３冬期講習について

西尾校の井口です。

※こちらの記事の内容ですが、実は冬休み前の１週間前に投稿した記事なのですが、何故か反映されていなかったため、改めてアップしたいと思います。

12/21から始まり、現在実施中の冬期講習について、以前の記事でもお伝えしておりますが、今回はより具体的にその一部をご紹介します。

まず、下の表をご覧ください。

表の、AからDは、北海道、東京都、愛知県、福岡県のいずれかを示しています。
(数値は出題当時のものなので最新版ではありません)
このうち、福岡県を示しているのはAからDのうちどれでしょうか？

といった問題があったとき、聞かれているのは「福岡県」なので、「福岡県」に一致するものを探します。そのためには、福岡県の人口密度や工業出荷額、農業産出額などをすべて覚えておく必要が・・・

ありません！！

むしろこの問題は、「福岡県」を探そうとするとなかなかに難しいです。

このような問題の鉄則は、

「特徴的な部分に注目し、わかるところから決めていく」

ということです。

例えば、選択肢にある他の都道府県に注目すると・・・
　北海道：農業がさかん(１位)、面積が１位
　東京都：人口が１位、面積は小さい
　愛知県：工業がさかん(１位)、
といった特徴があります。

すると、

　農業産出額が明らかに多い、人口密度が明らかに小さいＢが北海道
　人口密度が明らかに大きいＣが東京都
　工業出荷額が明らかに多いＡが愛知県
と判別することができます。
よって、残ったＤが福岡県として答えを導きだすことができます。

最近の入試は、この問題以上に複雑化しておりますので、単純に「聞かれているものだけを探す」といったアプローチでは答えにたどり着けないこともあります。

冬期講習では、各教科で、実際の入試問題やその類題を用いながら、今回のようなアプローチの仕方、考え方など

「問題の解き方　＝　点数の取り方」

を伝授しています。

志望校全員合格に向けて、受験生の皆さんが日々一生懸命取り組んでいます！！
受験生のみなさん、一緒にこの冬を乗り越え、合格発表当日を最高の笑顔で迎えましょう！！

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